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第8回:ミツバ 自動車電機工業との統合のシナジー効果創出に注力
チーム「ホイール フロント&リア」
07.03.15

ロゴ自動車のワイパーや電装品用モーター類を主力とするミツバ。同社と同じ製品を扱う企業は、トヨタ系列のデンソーや外資系の独ボッシュ、仏ヴァレオと巨大企業ばかり。開発力や企業体力が豊富な競合と相対するのに加えて、アルミニウムや銅の価格高騰で、利益率の低下に悩まされている。

生き残りを賭けて競合大手に立ち向かうミツバの策

ミツバの2007年3月期見通しは売上高2164億円、経常利益44億円と前年比売上高はほぼ横ばいながら、減益の見通し。こうした中、生き残るために生産効率化に取り組んでいる。そのカギを握るのが、2004年に完全子会社化した自動車電機工業株式会社(以後、自電工)の拠点の筋肉質化。もともと、規模の拡大とシナジー(相乗)効果創出が目的だった両社の統合。自電工の拠点は「ミツバ並み、それ以上」の利益創出に向け、コスト削減に本腰を入れ始めたばかりで、ここでの成果が、両社合併の成功、不成功を分ける要素となる。2007年4月の完全合併を控え、ミツバグループとして再生を進める自電工の工場を見る。

自電工の主力工場である富岡工場(群馬県富岡市)は、敷地面積4万8718平方メートル、建物面積1万8375平方メートル。従業員数は約500人。電動シートに使うパワーシートモーターや、窓の自動開閉機能に使うパワーウインドーモーター、フロントワイパーなどを生産する。2005年度売上高は約158億円。うち約6割をシートモーターが占める。仕向先は「旧日産系」であったことからも日産自動車が多くを占める。

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