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モノづくりのIT化を考える[連載]

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第12回(最終回):号外 緊急寄稿 続編 新入社員に教える新しい「ほう・れん・そう」
友永 慎哉
07.03.15

友永 慎哉 プロフィール

経歴ご紹介/大手システム開発ベンダーでハイテク企業のグローバルSCM構築プロジェクトなどに従事。現在は、大企業におけるIT活用を専門テーマにするライターとして取材、執筆活動を行う。
特技/iPod活用。

3月の卒業シーズンを迎え、企業は4月に入社する新卒社員の教育の準備に本格的に取り掛かる時期だ。同じ企業でも、入社の年代などでの考え方は違う。例えば、現在の四十代以上はいわゆる「バブル世代」。映画『バブルへGO!!』が話題になっている通り、就職活動から二十代を通じて好景気に恵まれ、いろいろな意味でぜいたくのすばらしさを知っている世代だ。

反面、そんなバブル世代の上司を「若いころに苦労していない分社会人として実力不足の人が目立つ」(33歳男性)と臆せずに切り捨てるのが、三十台前半から半ばの団塊ジュニア世代。団塊ジュニア世代から二十代半ばの人たちは、バブル崩壊の煽りを受け就職氷河期を経験した。給与も伸び悩み、リストラによる人手不足によって残業も多く、二十代の多くの時間を仕事で犠牲にしてきた気の毒な人々といえる。そのせいか、終身雇用や年功序列への幻想を持つ人も少なく、転職への心理的な抵抗もあまりない人が多い。

このように、バブル前後という大ざっぱな尺度でみただけでも、社員が持つバックグラウンドも価値観も異なっている。まして、学生から社会人になったばかりの新入社員に自分たちの仕事のやり方を押し付けるような感覚では、うまく教育できないと思った方がいい。集合研修にせよOJTにせよ、教育担当者は新入社員の考えをよく理解し、戦略を練る必要がある。

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