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隣りのモノづくり(特別編)

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第12回(最終回):自動車業界を俯瞰する
チーム「ホイール フロント&リア」
08.06.19

ロゴ 円高、米国経済の失速、原油・原材料高─。常にリスク要因として指摘されてきたものの、これまで追い風として機能することが多かったこうした要因が2007年夏から急激なアゲンストとなって自動車業界に襲い掛かった。
2007年度の好業績から一転、2008年度の業績予想は、日系自動車メーカー各社とも3割程度の減益を見込む。円安や北米市場の好調、新興国市場の躍進を背景に毎年増収増益を続けてきた日系自動車メーカーの周辺に変化が訪れている。

特別編として続けてきたこの連載も今回が最終回。そこで、連載で取り上げられなかった直近の自動車業界に起こった事象を取り上げつつ、今後の動きを探ることにする。

日系自動車メーカーを取り巻く環境は厳しくなりそう

収益構造の変化で日系自動車メーカー各社の売上高営業利益率は、軒並み2007年度の7%台から2008年度は5%台に低下する。完成車輸出が多い富士重工業や三菱自動車は為替変動の影響を大きく受けるためさらに厳しく、1、2%の低水準に落ち込む。

利益率が高い上に販売台数が多い北米市場の落ち込みによる影響は大きい。日系自動車メーカーにとって、サブプライムローン問題に端を発する景気減速がいつ回復基調に戻るかが重要になる。

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